ななしのの名物とも言える茶単について考察をしていく。
強力なアーティファクトを多数得たので、今回の茶単は少なくとも一泡吹かせるぐらいはできるだろう。


①使用できる土地
まず、荒地がないので当然特殊地形ばかりになります。無色が出る土地がとにかくたくさん必要なので、有効なカードを集めると…
光輝の泉
這い回る痩せ地
マキンディの玉座
眷者の居留地
まともに採用できる土地はこれだけ。鳥獣保護区入れても基本でない荒地だが、やむなし今回は使うとしよう。マキンディの玉座は茶単おなじみのいわゆる「2マナ出る土地」。キッカーしか払えない?それだけ払えれば十分だ。

それにしても何故荒地を用意しなかった…ここはゼンディカーではないのか…?という訳でこの五種類で20枚。スタンだと思うとやや心もとない枚数だが、背に腹は替えられない。

②使用できるアーティファクト
序盤を凌ぐのは実はエルドレインにかなり凝縮されている。
知りたがりの人形、黄金の卵など何かと死ににくくできてます。
知りたがりの人形と精神迷わせの秘本のセットでマナスクリューして死、は概ね避けられるだろう。
神秘の炉、人知ウギンがスタン落ちするのがかなりの痛手だが、そこは精霊龍ウギン着地まで辛抱。
アグロに轢かれない程度に生き延びるだけの力は実は相当高い。

③使用できないアーティファクト、無色のカード
まず、彼方見と真面目な身代わり。いずれも使いやすいのだが、後の見捨てられた碑のことを考えるとやはり土地から爆発的にマナが出るのは必須条件だ。色マナしかでない基本土地は入れられない。
ここが扱えないのが厳しいので、実際には構築は変わるかもしれない。パラジウムのマイアにがんばってもらうとしよう。

④ゼンディカーの夜明けについて
スカイクレイブの秘宝をキッカーで唱えると3マナ生み出せるようになる。
極端な話だが、マキンディの玉座3枚キープすると実質的に3マナで3マナ生み出すことができる。この秘宝は無色は生み出せないため見捨てられた碑で増幅することはできないが、無色による大量マナの暴力は過去の歴史がその強さを物語っている。

無限の構築物はキッカーすると対戦相手の基本でない土地を参照してかなりの大型サイズで出てくることができる。両面土地や裏面土地、占術ランドやトライオームと対象は事欠かない。見捨てられた碑の修正も含めると10/10クラスになるのも容易に想像がつくのだ。
しかも、無限の構築物は呪文の対象になることで自身をサクって1/1をパワー分生み出す。
仮にキッカーしなくても修正値を含めて6体、キッカーしたら何体出るかわかったもんじゃないし、しかも出てくるのは1/1ではなく3/3である。
スペルで除去したら確実に死、除去しなくても大きすぎて死、だ。ただし、あくまで呪文の対処のためETBで置物、クリーチャーに触れるカードがあると厳しい。特に水晶壊しはよく見かける上にキッカーする旨みが少ないマッチアップの可能性があるので要注意だ。



序盤を捌ききった先にウギンと巨大生物を叩きつけ、そのままゲームエンドまでもっていく。そんな刺激的なMUDをスタンで味わえるならやらない理由は特にないだろう。

ゼンディカーの夜明けは近い

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