ななしのの主催コミュニティ「全ての統率者を破壊する。それらは再生できない」通称「すべコマ」で開催されたクローズコミュニティでの大会レポート。
今回は【ライオンの瞳のダイヤモンド争奪戦】というのもありかなり気合の入ったデッキが揃った。

参会者は16人。まずは今回の統率者達を紹介しよう。

ギトラグの怪物
太陽冠、ヘリオッド
浄化の戦術家、デリーヴィー
ムル・ダヤの祖、オブーン
ハールーンの将軍、セスロン
炎の番人、ヴァルダーク
荒廃のドラゴン、スキジリクス
ウィンドグレイス卿
マナの座、オムナス
タズリ将軍
主席議長、ヴァニファール
遵法長、バラル
妖精の女王、ウーナ
トリトンの英雄、トラシオス&織り手のティムナ

そして、私ななしのはいつもの大いなる歪み、コジレック
ティムトラは二人エントリーがあった。最新の統率者セットから歴代最強と言わしめた将軍まで勢ぞろい。会場もこころなしかいつもより空気が張っていた。

今回は4人の中で1位を決めたあと、残りの3人で2位を決める方式。
このルールでやることで全てのデッキにチャンスがあるようにした。対戦相手が多いと決まらないコンボもあれば、二人までなら殴りきれる等、何が起きるかわからない。

そんな中、全ての卓から一番最初に飛び出したのは【ハールーンの将軍、セスロン】だった。誰も予想だにしなかっただろう。ミノタウロスが場を制圧する瞬間を。
将軍が先陣を切ったあとで続いたのは
ギトラグの怪物
遵法長、バラル
荒廃のドラゴン、スキジリクス
ウィンドグレイス卿
タズリ将軍
妖精の女王、ウーナ
トリトンの英雄、トラシオス&織り手のティムナ

逸早かったハールーンの将軍は今回ギトラグの怪物にあと1点が届かず。そしてスキジリクスの毒によって制圧される。
ギトラグが1位抜けしたあと、スキジリクスとバラルの一騎打ちとなったがこうなってはスキジリクスのカードは何も通らない。長いゲームとなったがバラルが圧倒し勝利。
別の卓については激しい空中戦となった。最初に空中戦を制したのはタズリ将軍。様々なコンボルートが用意されているが、今回はタズリ将軍自身が無限に出入りすることで勝利となった。
タズリ将軍が抜けた第二ラウンドもやはり空中戦に。そして、それを制圧したのは妖精の女王、ウーナの【むかつき】だった。

最終決戦
無限にカウンターを持つ遵法長バラル
コンボの始動が1枚の土地であるギトラグの怪物
その強さは今だ健在、5色統率者の先駆けタズリ将軍
そして、今日のために試行錯誤を何度も行ったという妖精の女王、ウーナ

ゲームは非常に速かった。バラルのカウンターが詰まる。願い爪のタリスマンも渡した。
渾身の【Demonic Consultation】を通したのは…

妖精の女王、ウーナだった。

Demonic Consultationで奈落の王を指名。これはきっとこだわりだろう。デッキに入っていないカードを指名するのが通説だが、入っていてもおかしくないカードを指名した。しかし、ここまできたプレイヤーが奈落の王をサーチするためにDemonic Consultationを唱えるはずもない。そして、バラルのカウンターが詰まったとはいえ、タズリ将軍、持っていない訳がない。もちろん、迎え撃つ。しかし、妖精の女王も負けてない。通したら勝つ。ならば【意志の力】だ。
意志の力は打たされるもの、なんてよく言うが今回はコンボを通すためのカード。勝利をつかみ取る強い意志。そして、力強くDemonic Consultationを通した後、タッサの信託者によってそのままゲームに勝った。

栄えある第一回すべコマ杯の勝者は妖精の女王、ウーナとなった。

様々なアーキタイプが存在したがかなりハイレベルなゲーム展開となった。
後日、決勝卓に着席した2名と、今回のベストデッキビルダーに追って話を聞きたいと思う。
そして、筆者は次回またリベンジしなくてはならない。自身もゲームに参加しながらではあるが、今後もこのように大会運営を行っていきたいと思う。

次回、今回決勝卓進出したギトラグの怪物を使用したプレイヤーインタビューでお会いしましょう。

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